起源は19世紀のヨーロッパにさかのぼる。男性が愛する女性の家へ向かう道中、野に咲くバラを摘み集めて一束にし、プロポーズの言葉とともに贈った。女性は承諾の証として、その花束から最も心に響く1本を抜き取り、男性の胸元に挿したとされる。これが現代のブートニアの原形だ。
このロマンチックな物語が、日本のブライダルシーンやサプライズ文化と親和性を持ち、ここ数年で一気に定着した。特にデジタルコミュニケーションが主流となった現代だからこそ、手に取れる「確かな誓い」としてのダズンローズが持つ価値が見直されている。