麺舗十六を訪れる際、初心者が最も戸惑いやすいのが独自のローカルルールです。トラブルを避け、最高の一杯を堪能するためには、入店から退店までの一連の流れをあらかじめ把握しておく必要があります。
まず店舗前の並び方についてです。待機列は店舗の入り口右側から歩道側に広がらないよう、壁に沿って一列に整列するのが鉄則です。歩行者や近隣店舗の通行を妨げない配慮が求められます。店主または助手から声がかかるまでは、勝手に扉を開けて入店せず、外で待機します。
店内へ案内された後の注文ルールも特徴的です。着席時、あるいは案内直後に店主から注文を聞かれます。ここで伝えるべき要素は主に以下の4点です。
- メニューの選択:「つけ麺」「Bつけ麺」「らーめん」など
- 麺の量:「並」「中」「大」(※初心者は並、あるいは少なめが無難)
- 麺の温度:つけ麺の場合、「冷や盛り(ひやもり)」か「熱盛り(あつもり)」
- カスタマイズ:味の濃さ(濃いめ・薄め)、油の量(多め・少なめ)、ネギの有無など
極太麺をじっくりと茹で上げるため、着席から提供までには一定の時間を要します。提供後はスマートに食事に集中し、食べ終えた後は器をカウンター上段に上げ、布巾で手元を拭いて「ごちそうさま」と一言添えて退店するのが、常連たちの間で培われてきた美しい所作です。