事件以降、カッパドキア観光局および現地警察は抜本的な治安対策を実施してきました。現在、カッパドキア主要エリアの防犯体制は大幅に強化されています。
ギョレメやウチヒサルなどの主要観光スポットには監視カメラ(防犯CCTV)が張り巡らされ、観光警察(ツーリストポリス)による車両および騎馬・バイクでのパトロールが常時行われています。しかし、どれほど対策が進んでも、広大な自然地形を有するカッパドキアのすべてのトレッキングルートを24時間監視することは不可能です。
トルコ旅行を計画する際、安全を確保するために徹底すべきポイントは以下の通りです。
1. 単独・少人数での渓谷トレッキングを避ける
ゼミ渓谷やローズバレー、ピジョンバレーなどの渓谷地帯は、幹線道路から外れると携帯電話の電波が届きにくく、死角となる場所が無数に存在します。散策する際は、信頼できるオプショナルツアーに参加するか、認定ガイドを同伴することが強く推奨されます。
2. 日没前後の行動を厳禁とする
カッパドキアの渓谷は日没とともに急激に暗くなり、足元もおぼつかなくなります。周囲から完全に孤立するため、夕暮れ前には必ず人通りの多い市街地やホテルへ戻るスケジュールを組む必要があります。
3. 現地での安易な勧誘や過剰な親切に警戒する
「良い写真スポットを案内する」「車で送る」といった見知らぬ現地人の誘いに乗ることは極めて危険です。正規の旅行会社や公式インフォメーションセンターを利用してください。