メイクによる補正を超え、構造的な変化を求める人々が検討するのが美容医療です。しかし、中顔面短縮を目的とした外科手術には高度な専門性と慎重な判断が求められます。
代表的な施術には、鼻下を切開して皮膚を縮める「人中短縮術(リップリフト)」や、上顎骨を切り詰めて移動させる「中顔面短縮 骨切り(ルフォーI型骨切り術+SSRO等)」が存在します。
しかし、ネット上の症例写真だけを見て安易に選択すると、深刻なトラブルに直面するリスクがあります。特に中顔面短縮 失敗の事例として多く報告されているのが以下の点です。
- 人中短縮術の傷跡と小鼻の変形:鼻の基部を切開するため、体質や縫合技術によって白く目立つ傷跡が残るケースや、小鼻(鼻翼)が横に引っ張られて広がる現象。
- 口元の機能障害とガミースマイル:皮膚を過剰に切除した結果、上唇が上がりすぎて歯茎が露出したり、口が完全に閉じにくくなって口腔乾燥を引き起こすトラブル。
- 骨切り手術の長期ダウンタイムと神経損傷:骨切り術は全身麻酔を伴う極めて大掛かりな手術であり、術後の長期にわたる腫れ、咬合の不一致、下歯槽神経等の知覚鈍麻リスクが存在します。