ビタミン欠乏症の覚え方決定版!国試頻出の語呂合わせと攻略法にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
試験会場で迷った際に瞬時に頭の中で引き出せるよう、主要ビタミンの基本データ、欠乏症・過剰症、および臨床・試験における最重要ポイントを構造化テーブルにまとめました。
項目(ビタミン名)詳細・数値データ(欠乏症・体内動態)過剰症・注意すべきリスク編集部の見解・国試頻出ポイントビタミンA(レチノール)夜盲症、角膜乾燥症。ロドプシン再合成不全。頭蓋内圧亢進、催奇形性(妊婦の過剰摂取は厳禁)。妊婦への投与制限と胎児への催奇形性リスクが看護・薬学で頻出。ビタミンD(カルシフェロール)くる病(小児)、骨軟化症(成人)。小腸でのCa吸収低下。高カルシウム血症、腎結石、軟部組織の石灰化。肝臓(25位)と腎臓(1α位)の2段階水酸化で活性化される代謝経路をチェック。ビタミンE(トコフェロール)溶血性貧血、歩行失調。生体膜の不飽和脂肪酸酸化障害。比較的安全だが、極度の過剰で出血傾向助長のリスク。抗酸化作用による動脈硬化予防など、栄養指導の文脈で問われやすい。ビタミンK(フィロキノン等)新生児出血傾向(新生児メレナ)、プロトロンビン時間(PT)延長。天然型では過剰症は極めて稀。新生児へのビタミンK2シロップ経口投与(生後すぐ・退院時・1か月健診)は必修事項。ビタミンB1(チアミン)脚気、ウェルニッケ脳症、コルサコフ症候群。水溶性のため過剰症の心配はほぼなし。高カロリー輸液・ブドウ糖投与時のB1併用義務(乳酸アシドーシス防止)が臨床頻出。ビタミンB3(ナイアシン)ペラグラ(日光過敏性皮膚炎、難治性下痢、認知症症状)。過剰摂取でナイアシンフラッシュ(皮膚紅潮・掻痒感)。必須アミノ酸のトリプトファンから生合成される経路(60:1換算)が管理栄養士国試の定番。ビタミンB12(コバラミン)悪性貧血(巨赤芽球性貧血)、ハンター舌炎、亜急性連合性脊髄変性症。水溶性のため過剰症なし(肝臓に数年分貯蔵)。胃全摘後のビタミンB12欠乏が「数年後」に発症する時間差トラップは鉄板問題。ビタミンC(アスコルビン酸)壊血病(皮下出血、歯肉出血、貧血)。コラーゲン形成障害。過剰分は尿中排泄。過大摂取で一過性の下痢など。非ヘム鉄の還元による吸収促進作用、プロリン・リシン水酸化酵素の補因子。