人間の「注意深く確認する」という意識だけに頼るセキュリティ対策には限界があります。システムと運用の両面からダブルチェックの仕組みを構築することが重要です。
個人レベルで取り入れられる最も効果的な方法は、「宛先の最後にBCCを設定する」「送信ボタンを押してから数分間は送信を猶予するキャンセレーション機能をメールソフト側で有効化しておく」という工夫です。
企業レベルでは、10通以上の一括送信を行う際には手動のメールソフトを使わず、専用のメール配信サービスや顧客管理(CRM)システムを利用させる規程を設けることが推奨されます。また、メール送信時に「外部宛てのアドレスがCCに多数含まれていませんか?」と自動警告ポップアップを出す送信フィルターの導入も極めて有効です。