歴代のロベルト・クレメンテ賞受賞者リストを振り返ると、そこには球史に名を刻むレジェンドたちの名前がずらりと並ぶ。アトランタ・ブレーブスの巨星ハンク・アーロンから始まり、近年ではクレイトン・カーショウやアーロン・ジャッジといった現代最高峰のスーパースターたちがその栄光を手にしてきた。
彼らに共通するのは、どれほど巨額の年俸を手にし、大記録を打ち立てようとも、自らのルーツや恵まれない環境にある人々への温かい眼線を決して忘れない点だ。彼らが立ち上げた慈善団体は、がん研究への資金援助から低所得層への奨学金給付、貧困地域の野球施設建設まで多岐にわたる。受賞は活動のゴールではなく、さらなる社会奉仕へのスタートラインとして機能している。