東京大学経済学部を卒業後、2011年にNHKへ入局した和久田麻由子。岡山放送局での初任地時代から、群を抜く原稿の読みの正確さと落ち着きで注目を集めていた。当時を知るベテランディレクターは「新人離れした聞き取りやすい発声と、現場の空気を的確に捉える観察眼に驚かされた」と振り返る。
東京アナウンス室への異動後は、瞬く間に全国区の顔へと成長を遂げた。難解な社会問題や経済ニュースであっても、平易かつ過不足のない言葉で噛み砕く手腕は卓越している。彼女が築き上げてきたキャリアは、日々の地道な下調べと圧倒的な準備量に裏打ちされたものだ。