静止画のインパクトは、やがて動的なリアリズムへと拡張されていく。その中心にあったのが、KO COMPANYなどのプロダクションが手掛けたゲイ向け成人向けビデオの数々だ。映像ブランド「G-MENS」は、雑誌の世界観をそのまま実写の世界へと昇華させた。
鍛え上げられた無骨なモデル、リアルな息遣い、作り込まれたシチュエーション。フィクションの漫画とノンフィクションの実写映像が共鳴し合うことで、ブランドの存在感は絶対的なものとなった。VHSからDVD、そしてウェブ動画へとフォーマットが変わろうとも、コアとなる男臭いダンディズムと欲望の輪郭は決してブレることがなかった。