近年における疑惑拡散の主犯格となっているのが、ソーシャルメディア上で氾濫する女子アナウンサーの衣装を切り抜いたショート動画です。
ニュース番組に対するネットの反応を観察すると、番組放送中は誰も気付かなかったような0.5秒の動作が、スロー再生や拡大処理を施されてTikTokやX(旧Twitter)に投稿されることで、後から爆発的な注目を集める構図が定着しています。動画投稿者が再生回数(インプレッション)を稼ぐために、「生放送中にハプニング!」「放送事故レベルの神回」といった刺激的な釣りタイトルを付与する事例が目立ちます。
こうした話題の動画に対するネット上の声には、「さすがにかわいそう」「衣装スタッフが配慮すべき」といった出演者を擁護する意見がある一方で、悪質な切り取りを事実として鵜呑みにし、下品な言葉で拡散に加担してしまうユーザーも存在します。デジタルタトゥーとして本人のキャリアに傷をつけかねない深刻な問題へと発展しています。