かつては「ネットの中の存在」と片付けられがちだったVTuberや歌い手シーンからも、今や凄まじい歌唱力を持つ実力派が続々とメジャーシーンに殴り込みをかけている。彼らはもはやキャラクターの影に隠れてはいない。リアルなライブ会場で、生バンドをバックに凄まじい声量を披露し、懐疑的だった批評家たちを黙らせている。
二次元と三次元の壁を越え、純粋な「声の力」だけで数万人を熱狂させる姿は、現代の音楽シーンの最もエキサイティングな側面の一つだ。バーチャルだからこそ、そこに宿る生身の歌声のギャップが、より一層の感動を呼ぶのだろう。