高校中退後、10代後半で知り合った男性と妊娠をきっかけに結婚します。これが下村早苗の元夫でした。相次いで長女と長男を出産し、一時は家庭を築いたものの、生活は長くは続きませんでした。
元夫の度重なる浮気や借金問題、育児への無関心が重なり、夫婦関係は急速に冷え込みます。2009年5月に協議離婚が成立し、彼女は親権を引き取ってシングルマザーとして再出発を図りました。しかし、実家を頼ることもできず、金銭的にも精神的にも完全に孤立無援の状態に陥ります。
生活費と養育費を稼ぐため、彼女は大阪・ミナミの風俗店で働き始めました。託児所に預けながら仕事をこなす日々が続きましたが、やがて仕事仲間やホストクラブでの豪遊にのめり込み、幼い命を守るべき日常の歯車が狂い始めました。