全国の神社を包括する神社本庁や、参拝客数で日本屈指を誇る明治神宮の知見によれば、おみくじは単なる吉凶の判定ツールではない。神様からの助言や生き方の指南書なのだ。
明治神宮のおみくじには「大吉」や「吉」といった運勢の区分がなく、明治天皇や昭憲皇太后が詠まれた「大御心(おおみごころ)」という和歌が記されていることで知られる。ここでも重要視されるのは、他者との調和や誠実な人間関係だ。
どれほど強い運勢の時期であっても、自ら心を閉ざしていれば「待ち人」の存在に気づくことはできない。感謝の気持ちを持ち、日々の行いを整えることこそが、良縁を引き寄せる最大の鍵となる。