どれほど家具が素晴らしくとも、カフェとしての完成度が低ければ人は定着しない。流行の先端を行く店舗が妥協しないのが、提供するドリンクとフードのクオリティだ。
フルーティーな酸味が際立つ浅煎りのエチオピアや、奥深い苦味を持つコロンビアの厳選豆を、ハンドドリップで丁寧に抽出する。合わせるスイーツには、ほんのりカルダモンが香る伝統的なスウェーデン風シナモンロールや、サクサクとしたバターの層が美しいデニッシュが並ぶ。北欧の暮らしに根付く「Fika(フィーカ)」の文化が、そのまま日本の都市空間に移植されたかのようだ。