舌の白い汚れがウイルスの引き金に?舌苔とインフルエンザの真相

舌の白い汚れがウイルスの引き金に?舌苔とインフルエンザの真相

舌の白い汚れがウイルスの引き金に?舌苔とインフルエンザの真相について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

「インフルエンザにかかった際、ふと鏡を見たら舌が真っ白になっていた」という経験を持つ人は少なくありません。体調が悪化すると舌苔が急増する現象には、明確な生理的理由が存在します。

第一の要因は、発熱に伴う脱水症状と口呼吸による口腔内の乾燥です。高熱が出ると体内の水分が奪われ、鼻詰まりによって口呼吸が増加します。唾液には細菌を洗い流す「自浄作用」や抗菌作用がありますが、口腔内がカラカラに乾くことで細菌が爆発的に繁殖し、舌の表面に白くこびりつきます。

第二の要因は、食事量の減少に伴う「舌の摩擦不足」です。健康な状態であれば、固形物を噛んで飲み込む動きや、上あごとの摩擦によって舌苔は自然にある程度削ぎ落とされます。しかし、寝込んで流動食や水分しか口にしない状態が続くと、剥離作用が働かず舌苔が堆積し続けます。白く厚くなった舌苔は、身体の免疫力低下と脱水状態を知らせる警告サインでもあります。

山田 真由
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山田 真由

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