一般開放日以外の平時において、伊丹駐屯地の内部を見学するには広報班への事前申し込み(団体・個人向け広報見学)が必要です。公務や訓練日程に左右されるものの、現役自衛官の案内で敷地内の記念碑や広報館、防衛の歴史資料をじっくり見学できるプログラムは高い教育的価値を誇ります。
一般来場者がイベント時や見学時に最も楽しみにしているスポットの一つが、敷地内にある「厚生センター」です。隊員の福利厚生を目的とした施設ですが、開放時には一般人も利用可能となります。
厚生センター内の売店(いわゆるPX:Post Exchange)には、一般のコンビニエンスストアでは決して手に入らない限定品が所狭しと並びます。迷彩柄のタオルや文房具、自衛隊銘菓「撃せんべい」「隊員クッキー」をはじめ、プロ仕様の耐久性を備えたミリタリーソックスやバックパックなど、実用的な装備品を買い求めるコレクターで賑わいます。
ただし、駐屯地内は安全保障上の重要施設であるため、撮影可能エリアと禁止エリアが厳格に区分されています。厚生センター周辺やイベント指定区画以外への立ち入りは固く禁じられており、見学時は案内誘導員や掲示板の指示に必ず従う規律が求められます。