息子の話題が尽きない背景には、父親である秋野太作が築き上げてきた偉大なキャリアに対するリスペクトがあります。1943年2月14日生まれの秋野太作は、名門劇団「俳優座」の養成所を経て本格的に役者人生をスタートさせました。
彼の名を日本中に知らしめた最大の出世作が、山田洋次監督の国民的映画『男はつらいよ』シリーズです。渥美清演じる車寅次郎の初代舎弟・川又登役を演じ、お調子者でありながら憎めない絶妙なキャラクター造形で見事にブレイクを果たしました。
1977年に芸名を現在の「秋野太作」へと改名して以降も、刑事ドラマ『Gメン'75』や数多くの2時間サスペンス、ホームドラマで欠かせない名バイプレイヤーとして君臨。シリアスからコメディまで演じ分ける変幻自在の演技力は、長年にわたり日本の映像界を支える屋台骨となりました。