この現象はファッションの領域だけに留まらない。IT業界においても、オープンソースや分散型テクノロジーのイベント会場で赤いヘッドウェアを身につける参加者が急増している。老舗テック企業「Red Hat」に代表されるオープンイノベーションの精神を、次世代のエンジニアたちが独自の解釈でスタイルへと昇華させているのだ。
「コードを書くこととスタイルを表現することは、どちらも個性の開示だ」。都内のAIスタートアップで働く20代のエンジニアは語る。画面に向かう静かな作業空間と、街頭での情熱的なプレゼンス。そのギャップを埋めるアイコンとしての存在感が増している。