「本数が増えてきたため染めて隠したい」と考える方も多いですが、ここで注意しなければならないのが薬剤の選択です。ドラッグストア等で市販されている頭髪用の白髪染めやヘアカラーをデリケートゾーンに使用するのは極めて危険です。
頭髪用のカラー剤には、アルカリ剤やジアミン系染料、過酸化水素など刺激の強い成分が高濃度で配合されています。これらを粘膜に隣接するデリケートゾーンに塗布すると、激しい接触皮膚炎(かぶれ)、猛烈な痒み、化学熱傷のような重篤な肌トラブルを引き起こすリスクがあります。
もし染毛を検討するのであれば、必ずデリケートゾーン向けに開発された「アンダーヘア専用カラー剤」を選択してください。これらは低刺激処方で作られており、粘膜保護に配慮されています。ただし、専用品であっても使用前には必ず腕の内側などで48時間のパッチテストを行い、異常がないことを確認する慎重さが不可欠です。