R&Bとソウルの違いとは?歴史・名盤・見分け方を音楽記者が徹底解説

R&Bとソウルの違いとは?歴史・名盤・見分け方を音楽記者が徹底解説

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この2つの関係を正しく紐解くには、ブラックミュージックの歴史と変遷を1940年代まで巻き戻す必要があります。

当時、アメリカのアフリカ系アメリカ人コミュニティで親しまれていたアコースティックなブルースやジャズ、ジャイブが、都市部への移住(大移動)とともにエレクトリック化され、強いバックビートを伴ってダンス音楽へと変化しました。1949年、米ビルボード誌の編集者であったジェリー・ウェクスラーが、それまで差別的に使われていた「レイス・レコード(人種レコード)」というチャート呼称を廃止し、新たに「リズム・アンド・ブルース(R&B)」と命名したのがジャンル名の起源です。

初期のR&Bは、ルイ・ジョーダンに代表されるような、ジャンプ・ブルースやブギウギをベースにした陽気でダンサブルな大衆音楽でした。ここから白人市場向けに派生したものが初期のロックンロールです。

転機が訪れたのは1950年代半ばから60年代初頭でした。レイ・チャールズやサム・クックといった先駆者たちが、それまでタブーとされていた「神聖な教会のゴスペル音楽のコード進行や唱法」を、世俗的な愛や日常を歌うR&Bに大胆に融合させました。教会仕込みの情熱的な節回しと祈りのエネルギーがポップミュージックと衝突した瞬間、新たなジャンルとしての「ソウルミュージック」が産声を上げたのです。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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