『新世紀エヴァンゲリオン』の長い歴史の中で、人類の前に立ち塞がってきた「使徒」という謎の生命体群。彼らは単なる侵略者ではなく、人類補完計画という遠大なシナリオにおける不可欠なパーツであった。
その中でも赤き使徒カマエルは、物理的な攻撃力以上に心理的な揺さぶりをかける特異なアプローチを見せる。コアの露出パターンや形態変化のプロセスは、人造人間エヴァンゲリオンとの死闘において異彩を放つ。従来の敵キャラクター像を打ち破るその造形は、エヴァンゲリオンという作品が残した偉大なイノベーションのひとつと言える。