2026年に入り、広島空港の国際線ターミナルは連日多くの渡航者で活気を見せている。ソウル(仁川)線や台北(桃園)線といった主要都市を結ぶ路線に加え、東南アジアのメガハブであるバンコクやシンガポールからの新規就航・増便が次々と結実。格安航空会社(LCC)の積極的な参入も相まって、アウトバウンド・インバウンド双方向の流動が飛躍的に伸びた。
かつては羽田や成田を経由することが多かった中四国エリアの海外渡航者にとって、地元から直接世界へ飛び立てる利便性は計り知れない。さらに、地元の自治体や経済団体が一体となった誘致キャンペーンも実を結び、欧米からの長期滞在型旅行者が広島を起点に瀬戸内諸島へと足を伸ばすルートが完全に定着した。国際線エリアの免税店も全面リニューアルされ、地元の銘酒や伝統工芸品が並ぶプレミアムショールームとしての顔も併せ持っている。