日本のメディア空間において、女性弁護士の立ち位置は時代とともに大きく変遷を遂げてきました。かつて『行列のできる法律相談所』などでパイオニアとして認知を広げた住田裕子弁護士(元検事)の時代から、現在は専門分野と個性を明確に打ち出す多極化の時代へと突入しています。
東京大学首席卒業から財務省を経て弁護士となり、現在は法学者・コメンテーターとして確固たる知性派ポジションを築いた山口真由氏、情報番組や家族問題の論客として親しみやすい語り口で支持を集める三輪記子弁護士、さらには令状なしGPS捜査の違憲判決を勝ち取るなど刑事弁護の最前線で名を馳せた亀石倫子弁護士など、その活躍領域は多岐にわたります。
単なる「法律の解説役」にとどまらず、コメンテーター、著述家、さらには人権活動家として社会を動かすオピニオンリーダーへと昇華している点が、現代の有名女性弁護士たちの際立った特徴です。