ペットを失った後に生じる心身の異変は、決して特別なことではありません。しかし、無理を重ねると重症化するリスクを伴います。まずは現在の状態を客観的に確認してみましょう。
- 愛犬・愛猫の写真や遺品を見ると涙が止まらず、動悸や息苦しさを感じる
- 「自分がもっと早く気付いていれば」と強い自責の念に駆られ続けている
- 不眠、悪夢、または過度の睡眠過多が続いている
- 食欲がまったく湧かない、あるいは過食してしまう
- 仕事や家事に対する集中力が著しく低下し、外出が億劫になった
- 周囲から「たかがペット」と言われるのが怖く、誰にも本音を話せない
上記のうち3つ以上が2週間以上続いている場合、ペットロス症候群の疑いがあります。心療内科や精神科への受診をためらう必要はありません。また、日本獣医師会が連携する相談窓口や、民間協会のペットロス専門ホットラインなど、匿名で苦しみを吐露できる場所を活用することが推奨されます。