高校数学の学習において、多くの生徒が壁にぶつかるのが数学II・Bの分野である。三角関数、指数・対数関数、微分・積分、そして数列やベクトルに至るまで、概念の理解だけでなく複合的な思考力が要求される。模試の成績を伸ばすためには、公式の暗記にとどまらず、「どのような状況でどの解法を選択すべきか」という解法の引き出しを増やすことが必須だ。
実戦形式の模擬試験においては、単一の解法だけでは完答できない大問が多く配置される。計算のスピードと正確性を高めつつ、大問の後半で出題される誘導形式の設問に柔軟に対応する思考のしなやかさが欠かせない。この領域での得意・不得意が、後の大学入学共通テストにおける得点源となるかどうかの分かれ目となるのだ。