同じ身長と体重でありながら、受ける印象がガラリと変わる最大の要因は体脂肪率と筋肉量のバランスにある。脂肪は筋肉よりも密度が低く、同じ重量でも体積が約20%大きい。そのため、体幹がしっかり鍛えられている人はきゅっと引き締まって見えるのに対し、脂肪の割合が高い場合は全体的に丸みを帯びたソフトな印象を与えやすい。
近年のボディサイエンスにおいても、単に体重計の数値を減らすアプローチから、身体の構成成分を整えるアプローチへの転換が顕著だ。適度な筋肉量を維持することで基礎代謝が高まり、姿勢まで自然と美しくなる。数値という幻想から解放されたとき、本当のスタイルメイクが始まるのだ。