石原裕次郎にまつわる愛人疑惑や女性遍歴の数々は、彼が昭和という熱気あふれる時代を象徴するスーパースターであったことの裏返しでもありました。派手に遊び、誰からも愛され、それでいて決して卑屈な影を持たなかったその生き様は、現代のコンプライアンス重視の社会では決して生まれることのない唯一無二のものです。
噂やゴシップの嵐の中でも、妻・まき子夫人との強固な絆が揺らぐことは一度もありませんでした。夫のすべてを包み込んだ妻の覚悟と、妻を終生大切にし続けた裕次郎の不器用な誠実さ。愛人疑惑の真相を探ることで見えてくるのは、スキャンダルではなく、ひとりの人間として、そして表現者として命を燃やし尽くした男の圧倒的な人間的魅力にほかなりません。 (出典: 石原 裕次郎 愛人(Yahoo!ニュース))