店内を歩いて真っ先に気づくのは、休憩エリアの多さだ。かつてベンチが数脚置かれていた通路には、木目を基調としたオープンカフェ風のフリースペースが広がっている。スマートフォンの充電ポートが備え付けられ、若者がノートPCを開く横で、高齢者が買い物ついでにお茶を楽しんでいる。
滞在時間は確実に伸びている。目的の品を買ってすぐ帰るのではなく、ブラブラ歩きながら過ごす。そんな「予定のない時間」を快適に消化できる空間づくりが、館内全体に施されている。ただの買い物の場から、地域の大型リビングへと変貌を遂げたのだ。