かつてのアニメ化・映像化企画は、編集者の直感や紙の売り上げ部数に依存していた。だが、今は違う。プラットフォーム内に蓄積された膨大な読後データやPVの推移、読者層の年齢・性別比率が数値として可視化されている。映像制作会社や配給会社は、失敗のリスクを限りなく抑えた状態で企画を打診できるのだ。
連載開始からわずか半年で実写ドラマ化やショートアニメ化が決まるタイトルが続出している。データに裏打ちされたヒットの方程式が、コンテンツ業界全体の意思決定速度を爆発的に速めた。ヒット作のライフサイクルはより一層スピーディになり、次世代のスター作品が途切れなく誕生している。