幻影旅団の歴史において、壊滅的な痛手となったのがクラピカによる復讐とヒソカの単独暗殺行です。
物語初期のヨークシンシティ編で、同胞の仇敵として立ちはだかったクラピカにより、特攻隊長であったウボォーギンと情報収集の要であったパクノダの2名が命を落としました。しかし、それ以上に旅団を震撼させたのが、天空闘技場における死闘の後に始まったヒソカの冷酷な奇襲です。
天空闘技場での「クロロ vs ヒソカ」の完全決着戦において、クロロは団員たちの能力を借り受けた綿密なコンボ攻撃でヒソカを爆殺。しかし、ヒソカは自らの心臓と肺に「死後強まる念」をプログラムすることで奇跡的な蘇生を果たしました。復活直後、ヒソカは自身のルールを破棄し、「闘う場所も相手も選ばず、出会った瞬間に仕留める」完全なゲリラ戦へとシフトします。
その結果、標的となった死亡順は以下の通りです。
1. コルトピ(能力「神の左手悪魔の右手」をクロロに貸したままトイレで無残に暗殺)
2. シャルナーク(「携帯する他人の運命」を失った状態で立ち向かうも瞬殺され、公園のブランコ付近で遺体が見せしめにされる)
念能力を貸し出していた2名は抵抗すら叶わず命を奪われました。この凶行に激怒したクロロは「ヒソカの首を獲る」ことを最優先事項に掲げ、ブラックホエール号内での全面捜索を開始したのです。