転機は突然訪れた。姉のアリスが所属していた事務所の社長が、家族でイベントに来ていた彼女を見初めたのだ。しかし、当時の本人は芸能界に全く興味がなかった。「バスケができなくなるなら嫌だ」と頑なに拒んだというエピソードは有名だ。
それでも周囲の説得と、持ち前の好奇心から一歩を踏み出すことになる。最初はカメラの前に立つことすら恥ずかしく、セリフを覚えるのにも苦労した。しかし、一度「やる」と決めたら妥協を許さない性格が、彼女を急速に成長させていく。ティーン向け雑誌『Seventeen』の専属モデルとして頭角を現すのに、そう時間はかからなかった。