Q1:現地で風速10m/sの予報が出ている場合、設営は可能ですか?
A1:一般的に風速10m/sを超えると、二人がかりでも生地が煽られてテントの設営自体が極めて困難になります。瞬間的には15m/s前後の突風に見舞われるため、大型タープは破損のリスクが極めて高くなります。風が収まるまで車内で待機するか、テントの形状を背の低い耐風仕様にし、全ガイロープを鍛造ペグでガチガチに固定できない限り、設営は見合わせるのが賢明です。
Q2:ふもとっぱらの10日間天気予報はどのサイトを信用するべきですか?
A2:一般的なポータルサイトの「富士宮市の天気」は平野部(市街地)の観測点に基づいているため、標高830mの朝霧高原とは気温・天候ともに大きくズレます。「ウェザーニュース(ふもとっぱらピンポイント予報)」や「日本気象協会(tenki.jp)」のキャンプ場個別ページ、さらに専門的な気象マップ「Windy」や「SCW」を併用し、風向・風速・雨雲の動きを複眼的にチェックすることが推奨されます。
Q3:冬キャンプでストーブを使う場合、薪ストーブと石油ストーブのどちらが良いですか?
A3:暖房能力の面ではどちらも有効ですが、扱いやすさと安全性においてビギナーには火力調整と消火がスムーズな対流型石油ストーブ(トヨトミ・レインボー系やアルパカ、パセコ等)が向いています。薪ストーブは強風時に煙突が煽られて倒壊するリスクや火の粉によるテント穴あきのリスクが跳ね上がります。どちらを運用する場合でも、ベンチレーションを必ず確保し、一酸化炭素(CO)警報器を異なるメーカーで2台作動させることが生存のための絶対条件です。
Q4:雨の日は富士山は完全に見えませんか?
A4:終日雨が降り続く場合は厚い雨雲に覆われて視界はゼロになります。しかし、前線が東へ通過する通過直後や、台風一過のタイミングでは雨上がりに驚くほど澄み切った富士山が姿を現します。雲の切れ目から夕焼けに染まる「赤富士」が見られることもあり、雨が止む予報が出ている時間帯のライブカメラ注視が鍵となります。