Q1:ナスが紫色を保てず、黒くくすんで茶色っぽくなってしまいます。綺麗な色を保つ方法はありますか?
A1:ナスの紫色の色素「ナスニン」は水溶性のアントシアニン系色素であり、高温の油で短時間コーティングすることで流出を防ぎ、鮮やかに発色します。炒める際は、皮目(紫色の面)を先に下にして中〜強火で熱せられたオイルに密着させ、急激に熱を通すことで鮮烈な紫色を閉じ込めることが可能です。
Q2:パスタを別茹でするのが面倒です。フライパン1つの「ワンパン」で作っても味は落ちませんか?
A2:味は落ちるどころか、むしろ乳化に関してはワンパンの方が失敗しにくくなります。麺から溶け出たデンプン質が全量フライパン内のソースに留まるため、自然なとろみがつきやすくなります。ただし、スープの蒸発量を見極めて水分量を調整しないと塩分過多になりやすいため、規定よりやや薄めの味付けでスタートし、仕上げに味を整えるのが成功の近道です。
Q3:辛口に仕上げたいのですが、唐辛子はどのタイミングで投入するのがベストですか?
A3:唐辛子の辛味成分「カプサイシン」は脂溶性です。しっかりとした辛さを出したい場合は、冷たいオリーブオイルとにんにくを入れた段階で輪切り唐辛子を加え、オイルに辛味を移行させます。上品なピリ辛に抑えたい場合は、にんにくが色づいて火を止める直前、またはソースの煮込み段階で種を抜いた丸ごと1本を加えるのが鉄則です。