軟式野球において「シュートが思うように曲がらない」と悩むプレーヤーは少なくありません。軟式球(M号球など)は硬式球に比べてゴムの反発力と変形率が高く、指先の引っかかりが甘いと回転が抜けて棒球になりやすい特性があります。
軟式野球で鋭い変化を生み出す秘訣は、「ゴムのディンプル(表面の突起)に人差し指をしっかり食い込ませる」ことです。リリースの直前に指先をわずかに湿らせ、人差し指の第一関節を軽く曲げてボールのゴムをグッと引っ掛けるように圧力を加えます。
また、軟式球は初速と終速の差が大きいため、球速が落ちすぎると打者に見極められてしまいます。ストレートの球速を100%とした場合、軟式シュートは90%以上のスピードを維持したまま、打者の胸元へ向かって「ぶつけるようなイメージ」で投げ込むことが詰まらせるための鉄則です。