一般社団法人日本オートキャンプ協会が発表する実態調査を見ても、キャンプ人口の構成比は劇的な変容を遂げている。かつて主流だったファミリー層中心のオートキャンプに加え、漫画・アニメ『ゆるキャン△』を契機に爆発したソロキャンプ熱は完全に一ジャンルとして定着した。
さらに、ホテルライクな快適さを求める層を取り込んだグランピング市場の拡大が重なり、ひとつの予約サイトに多様な目的を持つユーザーが殺到している。静寂と孤独を愛するソロキャンパー、手厚い設備を求めるファミリー、贅沢な非日常を味わいたいライト層。異なるニーズが同一の受け皿に集中することで、人気エリアのキャパシティは常に限界値を叩き出し続けているのだ。