第一種運転免許の取得において、都道府県公安委員会が課す本免許学科試験のハードルは明快だ。マークシート方式全95問、100点満点中「90点以上」で合格。文章問題90問(各1点)に加え、末尾に待ち受けるイラスト問題5問(各2点・3つの正誤すべて一致で得点)という構成である。わずか11点失点した時点で不合格の烙印が押される。
一方、仮免許からの路上試験や飛び込み受験で課される本免許技能試験は、100点満点からの減点方式が採られる。試験終了時に「70点以上」を維持していなければならない。減点項目は5点、10点、20点と段階的に設定されており、軽微な確認漏れが重なるだけで、持ち点は瞬く間に削り取られていく。