現場の最前線に立つ地方青年会議所理事長たちの間には、強い悲壮感が漂う。地域での信頼回復に向けて奔走するものの、過去の負の遺産や一部メンバーによる暴走を止めきれない現状があるからだ。
特に問題視されているのが、法令順守意識の欠如による度重なるコンプライアンス違反だ。地域のイベント運営における契約の不備や、ハラスメントに対する認識の甘さが、致命的な不祥事へと発展するケースが後を絶たない。「改革を口にすれば『伝統を壊すのか』と圧力をかけられる」。ある現役理事長は、組織内での板挟みの苦しみをそう漏らした。