坂口杏里の実父とは、一体どんな人物だったのか。結論から言えば、彼は芸能関係者ではなく、かつて不動産業を手広く営んでいた実業家であった。バブル経済の絶頂期、実父が率いていた不動産会社は多大な利益を上げており、一時は非常に裕福な暮らしを送っていたとされている。
しかし、バブル崩壊の波が日本経済を直撃すると、状況は暗転する。実父の会社は巨額の債務を抱え、経営は急速に悪化。この金銭的なトラブルと破綻が引き金となり、坂口良子と実父の関係には修復不可能な亀裂が生じた。1994年、ふたりは離婚という決断を下す。幼い杏里とその兄を引き取ったのは母・良子であり、実父は莫大な借金を残したまま、幼子たちの前から姿を消すこととなったのである。