安室奈美恵さんの子育てを語る上で避けて通れないのが、2002年のSAMさんとの離婚劇と、その後の親権問題です。
離婚当初、夫婦間の協議により「親権は父親であるSAMさん、養育権は母親である安室さん」という変則的な形がとられました。これは多忙を極めていた安室さんのツアー活動や、SAMさんの実家(名門医療法人グループ)による養育サポート体制を考慮した結果でした。
しかし、母としての責任を自らの手で全うしたいという思いを強く抱き続けた安室さんは、2005年に家庭裁判所へ親権者変更の調停を申し立てます。約3年間の生活実績と息子の確固たる養育環境が認められ、2005年8月に親権は正式に安室さんへ移動しました。社会的に父親から母親へ親権を戻す手続きは容易ではない中、安室さんの強い意志と母性が司法にも認められた象徴的な出来事でした。