福山雅治の学生時代を語る上で欠かせないのが、ファンの間で語り草となっている「バス停伝説」です。「福山が毎朝利用するバス停には、彼を一目見ようと近隣の女子校(純心女子高校や活水高校など)の生徒が押し寄せ、バスが満員になって定時運行が乱れた」というスケールの大きな逸話です。
この伝説の真偽について、福山雅治本人は長年パーソナリティを務めたラジオ番組『魂のラジオ』や『福のラジオ』などで度々言及しています。本人の告白によると、以下の事実が明らかになっています。
- 他校の女子が見に来ていたのは事実:通学途中のバス停や通学路において、別の学校の女子生徒たちが集まっていたり、遠巻きに視線を送られていた現象は実際に起きていた。
- 「バスが遅延した」は尾ひれがついた誇張:「バスのダイヤが狂うほど大パニックになったというのは、後年のトークや周囲の噂で少し盛られた話」と本人がユーモアを交えて訂正している。
- 本人は極めてシャイだった:当時は周囲からキャーキャー言われてもどう対応してよいか分からず、目も合わせられずに俯いて歩くような内向的な一面を持っていた。
つまり、「見物人が集まるほどの美少年であった」という根幹は紛れもない真実であり、そこに昭和から平成初期特有の口コミ文化によってドラマチックな脚色が加わったというのが客観的な真相です。同級生の証言でも「女子からの人気は凄まじかったが、本人は男子仲間とギターやバイクの話ばかりしていた」と語られており、無自覚なモテ男子であったことが窺えます。