原日出子さんと渡辺裕之さんの出会いは、1990年に放送されたドラマ『雪の蛍』(テレビ東京系)での共演でした。当時、原日出子さんは最初の夫との離婚を経て、幼い長女(真実さん)を女手一つで育てるシングルマザーとして女優業に励んでいました。
ドラマの撮影現場で意気投合した二人は自然と距離を縮めていきましたが、原さんにとって最大の関心事は「何よりも娘の幸せ」でした。そんな原さんの心を動かしたのが、渡辺裕之さんの誠実で深い愛情です。渡辺さんは原さんだけでなく、当時まだ幼かった長女に対しても惜しみない愛情を注ぎ、本気で向き合いました。当時の特番インタビューや手記において原さんは、「彼が娘を一人の人間として尊重し、父親になろうと必死になってくれた姿に心を打たれた」と振り返っています。
約3年の交際期間を経て、二人は1993年11月に結婚。その後、長男(渡辺貴裕さん)と次女(磨裕美さん)が誕生し、5人家族となりました。2001年には「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、誰が見ても羨む芸能界屈指のおしどり夫婦として確固たる地位を築いていきました。