ネット上で推奨されているテクニックの中には、かえってメイク崩れを悪化させてしまう誤解がいくつか存在します。
誤解1:「ウォータープルーフなら絶対ににじまない」の罠
「ウォータープルーフ=落ちない」と信じ込み、スキンケア直後の油分が残ったまぶたにそのまま引いてしまうケースです。前述の通り、油分に対しては「スマッジプルーフ(耐皮脂・耐摩擦処方)」が必要です。製品パッケージに「皮脂プルーフ」や「スマッジプルーフ」の記載があるかを確認する必要があります。
誤解2:「ファンデーションを目元にしっかり塗る」の逆効果
目元のくすみを消そうとリキッドファンデーションやコンシーラーをまぶたのキワまで厚塗りすると、ファンデーションに含まれる油分と乳化剤がアイライナーを溶かしてしまいます。目元のベースメイクは極力薄膜に仕上げ、油分の少ないプレストパウダーでサラサラに整えることが基本です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
どんなに優れたコスメでも、個人の肌質や生活スタイルによって向き・不向きが存在します。
- リキッドタイプが向いている人:まぶたの油分が少なく、目尻のシャープなラインを一日中キープしたい人。目元をくっきり見せたい人。
- ジェルペンシルが向いている人:一重・奥二重でまつ毛の隙間を埋めたい人、まぶたの皮膚が柔らかく摩擦による色移りが起きやすい人。
- 慎重になるべき人:ドライアイで目薬を頻繁に差す人は、防腐剤フリーの目薬成分でラインが浮きやすいため、ウォータープルーフと皮脂プルーフ双方を兼備したハイブリッド処方を選び、目薬後はティッシュで軽く押さえるケアが必要です。