チーズインハンバーグ作りにおいて最も多くの人が頭を抱えるのが、焼成中の「チーズの流出事故」です。熱によって膨張したチーズと内部の水蒸気が、肉ダネの最も薄い部分や亀裂を突き破って外へ噴き出してしまう現象です。
この失敗を根絶するためのチーズインハンバーグ 包み方のコツとして推奨されるのが、1つの肉の塊の中央を窪ませてチーズを押し込む従来の方法ではなく、あらかじめ肉ダネを2等分(または6:4)にして薄い円盤状を2枚作り、チーズをサンドして周囲を圧着する「二段プレス密閉法」です。
具体的な破裂しない方法の手順は以下の通りです。
- 手のひらで肉ダネを平らな楕円形に広げ、中央に小さく折りたたんだチーズを置く。
- もう1枚の薄い肉ダネを上から被せ、空気を外へ押し出しながら縁(フチ)を指の腹で隙間なくしっかりと圧着する。
- 両手のひらでキャッチボールをするようにリズミカルに往復させ、内部の残留空気を完全に抜く。
- 表面全体に薄くサラダ油を塗るか、少量の小麦粉を叩いておくことで、加熱時の表面のひび割れを防ぐ。
- 成形後、ラップをかけて冷蔵庫で最低15分〜30分間休ませる(冷やすことで肉の脂が締まり、焼成時の破裂耐性が劇的に向上する)。
さらに、中に包むチーズの表面に薄く小麦粉(または片栗粉)をまぶしておくという裏技も極めて有効です。粉が加熱時に溶け出したチーズの水分を吸着し、過度な流動性を抑える防壁の役割を果たしてくれます。