夏の魚が持つポテンシャルを最大限に引き出す、家庭でも実践しやすい絶品レシピを紹介します。
1. 夏の魚・刺身のおすすめ:スズキとイサキの「氷水締め&焼き霜造り」
スズキは薄造りにし、氷水に10〜20秒ほどくぐらせて身が白く縮んだ瞬間に引き上げ、水気をしっかり拭き取ります。ポン酢ともみじおろしでいただけば、極上の清涼感が味わえます。また、イサキは皮を残したままバーナーやフライパンで皮目だけを強火で炙り、すぐ氷水に落とす「焼き霜造り」にすることで、皮と身の間にある最も旨い脂が溶け出し、香ばしさと共に楽しめます。
2. 夏の魚の煮付け:太刀魚と生姜の「さっぱり梅煮」
食欲が落ちる夏には、こってりした甘辛煮ではなく、梅干しを効かせた夏魚の簡単煮付けが最適です。
- 材料:太刀魚の筒切り(3〜4切れ)、水(150ml)、酒(100ml)、みりん(大さじ2)、薄口醤油(大さじ2)、砂糖(大さじ1)、梅干し(大1個・軽く潰す)、生姜の千切り(1片分)。
- 作り方:フライパンに調味液と梅干し・生姜を入れて沸騰させ、太刀魚を重ならないように並べます。落とし蓋をして中火で約7〜8分煮るだけで、梅のクエン酸と生姜の風味で魚の臭みが消え、ふっくら爽やかな煮付けが完成します。
3. アユの塩焼き:パリッと香ばしく仕上げる「踊り串と化粧塩」
アユを焼く際は、尾びれや背びれにたっぷりと塩をまぶす「化粧塩」を施すことで、ヒレが焦げ落ちるのを防ぎます。魚体全体には薄く振り塩をし、グリルの中火でじっくり皮がパリッとするまで焼き上げます。タデ酢(またはレモンやすだち)を添えることで、独特の香気が一段と引き立ちます。