ささがきの形状や厚みは、作る料理の性質に合わせて変化させることで、料理のクオリティが跳ね上がります。
王道のきんぴらごぼうには、包丁でやや厚め(約1mm前後)に削ったささがきが適しています。ごま油で強火で炒めた際に適度な水分が飛び、香ばしさと小気味よい歯ごたえが際立ちます。包丁で切るのが難しい場合は、ピーラーで削ったごぼうを炒める時間を短めに設定し、強火でサッと仕上げると食感が損なわれません。
一方、具だくさんの豚汁には、ピーラーで作る極薄のささがきが抜群の相性を誇ります。豚肉の脂と味噌のコクを極薄のごぼうがたっぷりと抱き込み、口の中でとろけるような一体感が生まれます。加熱時間も短くて済むため、平日の忙しい夕食作りでも手軽に本格的な豚汁が仕上がります。