喪中の正月飾りはNg?控える理由とうっかり飾った時の対処法

喪中の正月飾りはNg?控える理由とうっかり飾った時の対処法

喪中の正月飾りはNg?控える理由とうっかり飾った時の対処法についての最新情報をお届けします。

新年の風物詩である初詣についても、神社と寺院で対応が正反対に分かれます。

神社への参拝(忌中と喪中の分かれ道)
神社は死を穢れとして忌避するため、忌中(50日間)の神社参拝は絶対に避けるべきとされています。鳥居をくぐる行為そのものが神域への立ち入りにあたるため、境内に入ることも控えなければなりません。一方、忌明け後の「喪中」であれば、多くの神社において参拝が認められています。どうしても参拝したい場合は鳥居をくぐらず脇から入る風習を残す地域もありますが、気になる場合は忌明け後の小正月(1月15日以降)に時期をずらすのが賢明です。

寺院(お寺)への参拝(いつでも可能)
仏教において死は穢れではなく、故人が仏の道へ進む過程と捉えます(浄土真宗など宗派による解釈の差はあれど、共通して死を穢れ視しません)。したがって、寺院への初詣は忌中であっても喪中であっても何ら問題ありません。本尊に手を合わせ、故人の供養と新年の平穏を祈願することはむしろ推奨されます。

破魔矢・お札・縁起物の取り扱い
古い破魔矢や熊手などの縁起物は、年末年始に寺社へ返納するのが通例です。忌中の場合は神社の納札所へ行くことを避け、忌明けを待って返納するか、寺院の納札所を利用します。また、喪中期間中に新たな破魔矢や縁起物を授かる行為については、「家庭内に福を招き入れる慶事の儀具」と解釈される傾向が強いため、年内の授与は避け、節分(2月3日前後)以降に改めて授かり直すのが礼儀に適っています。

橋本 菜々子
Author

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。