FSC(フルサービスキャリア)であるJALやANAと、PeachやJetstarをはじめとするLCC(格安航空会社)とでは、時間に対する厳しさが根本的に異なる。ここを混同していると取り返しのつかない事態になる。
JALやANAの場合、保安検査場の通過締め切りが出発の20分前だ。ただし、これは「20分前に検査場を通過し終えていなければならない」という意味であり、列に並び始めた時間ではない。一方のLCCはさらに容赦がない。搭乗手続き(チェックイン)そのものが「出発の30分前(成田や関空の国際兼用ターミナルでは40分前)」に1秒の猶予もなく自動システムで打ち切られる。発車ベルが鳴ってもドアを開けてくれる電車とは違い、飛行機は締め切り時刻を跨いだ瞬間に発券を拒否する仕組みだ。