Q1:健康診断で血圧が160/100mmHgまで跳ね上がってしまいました。すぐに降圧薬を飲み始める必要がありますか?
A1:健診や診察室の単発測定だけで即座に降圧薬の服用が始まるケースは原則として稀です。まずは上腕式の家庭用血圧計を購入し、朝と晩の測定を最低2週間記録してください。その手帳を持参して内科を受診し、家庭血圧の平均が135/85mmHg未満であれば、薬を使わずに経過観察となるのが一般的です。
Q2:手首式の血圧計でも白衣高血圧の確認には十分ですか?
A2:診断や医学的な経過観察には「上腕式(腕にカフを巻くタイプ)」が推奨されます。手首式は手首の位置が心臓の高さから少しずれるだけで10〜20mmHg前後の誤差が生じやすく、カフの巻き方によるブレも大きいためです。家庭用には正確性の高い上腕式カフタイプを選びましょう。
Q3:緊張しやすい性格自体を根本的に治さないと、血圧の上昇は防げませんか?
A3:性格を無理に変える必要はありません。「緊張するのは人間の正常な防衛本能である」と受け入れる認知のアプローチが有効です。「血圧が高く出ても、家庭血圧の記録があれば医師は正しく判断してくれる」という事実を知っておくだけでも、測定時の予期不安や血圧の跳ね上がりを大幅に軽減できます。