彬子女王の家系図において、ひときわ世間の関心を集めるのが母・信子さま側の華麗な血統です。皇室と近代日本を動かしてきた名門政治家一族が、母方を通じて一本の線で結ばれています。
母である信子さまの実家は、福岡の名門実業家・政治家一族である麻生家です。父は元衆議院議員・麻生セメント会長の麻生太賀吉氏、母は和子さんです。この兄弟関係を整理すると、自民党の重鎮であり第92代内閣総理大臣を務めた麻生太郎氏は信子さまの実兄にあたり、彬子女王にとっては「母方の伯父」という極めて近い関係にあたります。
さらに遡ると、信子さまの母・和子さんは、戦後日本の復興を牽引した第45・48・49・50・51代内閣総理大臣・吉田茂の三女です。つまり、吉田茂元首相は彬子女王にとって「曾祖父(ひいおじいさん)」に該当します。吉田茂の妻・雪子さんは、明治の元勲である大久保利通の次男で内大臣などを歴任した牧野伸顕伯爵の長女であるため、大久保利通は彬子女王の「高祖父(曾祖父の父)」となります。
このように、皇族としての伝統的な皇統と、明治維新から戦後復興・現代政治に至る政治的リーダーシップの血筋が、彬子女王のルーツにおいて見事なまでに合流しています。