炊き上がったおかゆを、赤ちゃんの口に合うよう滑らかなペースト状にするプロセス。ここが最も手がかかるステップだ。伝統的な裏ごし器(こし網)を使う方法は、きめ細かく仕上がる一方で、網目に詰まったおかゆを洗う手間が最大のデメリットだった。この問題を解決したのが、ハンディブレンダーの普及だ。
数十秒で均一なペーストが完成するブレンダーは、もはや現代の離乳食作りに欠かせない三種の神器の一つと言える。しかし、ブレンダーの回しすぎには注意が必要だ。高速回転させすぎるとデンプン質が粘り気を持ちすぎてしまい、かえって赤ちゃんが嫌がる「ねっとりとした食感」になってしまうことがある。理想は、少し粒が残る程度で止め、余熱で馴染ませるテクニックだ。